バイクの免許を取得するには、「教習所に通う方法」と「運転免許試験場で直接受験する方法」。一般的なのは公安委員会の認可を受けた自動車教習所です。自動車教習所と聞けば「教官が怖い」というイメージがありますが、今はそんなこと全然ありません。自動車教習所もサービス業ですから、教官(インストラクターともいう)の対応も含めてとても親切丁寧です。教習所の生徒といえども、あなたは立派なお客様ですから、堂々と教習を受けましょう。こうして、最寄りの教習所に入校し、規定のカリキュラムを消化し、最後に卒業検定試験(実技)を受けて合格すれば試験場で免許の交付を受けることができます。ある程度の実費は必要ですが、きちんと教習を受けさえすれば免許を取得できます。
もうひとつの運転免許試験場で直接受験する方法ですが、講習などの設定が一切なく、いきなり技能試験を受けることになります。1回の受験で合格する人はほとんどいないと言われるほど、採点は厳しく難関です。なお、どちらのケースも他車種免許ナシの場合は学科試験もあります。
いずれの方法にもメリット・デメリットはあります。より高い確率で合格を目指すなら、予算はかかるが自動車教習所がおすすめです。
教習所のメリット・デメリット
- 教習カリキュラムをこなせば確実に免許を取得できます
- 走り慣れた所内のコースで卒業検定(実技)が受けられる
- 教習料金が高い
- 卒業までに期間が設けられているので時間に追われる
(普通免許アリで、普通二輪の場合は約10万円)
運転免許試験場のメリット・デメリット
- お金がかからない
- 教習所に行く時間を節約できるが、コースを覚えるために通う必要がある
- 試験日が平日なので仕事や学校を休まなければならない
- 教習がない分、独自で準備・練習をしないといけない
(1回で合格すれば手数料6550円で済む)